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「被爆」 と 「被ばく」 の違いは?


人体が放射線にさらされることを「被ばく」といいます。


  これと似た言葉に「被爆」がありますが、これは「爆」の文字からわかるように、原水爆による被害を受ける事を指します。 「放射線を受けた」という意味で使う場合は「被ばく」が用いられます。

「被ばく」には、「外部被ばく」 と 「内部被ばく」がある。

「被ばく」は、放射線源がどこにあるのかによって分けられ、 放射線源が身体の外部にあり、体外から被ばくする場合を「外部被ばく」と呼びます。 また、放射線源が身体の内部にあり、体内から被ばくする場合を「内部被ばく」と呼びます。

■「外部被ばく」とは
  放射線を身体の外側から受けることを「外部被ばく(体外被ばく)」と呼びます。
身体の外側から放射線を受ける、つまり放射線源が身体の外にある場合の被ばくことです。 例えば、自然放射線のうち、地殻γ(ガンマ)線(または大地γ線;土壌中に存在する天然放射性核種が放出するγ線のことを示す)や 宇宙線(太陽や銀河などの天体活動により発生した荷電粒子などの放射線、 それらと空気との相互作用により新たに発生した各種の放射線のことを示す)を直接受けることによる被ばくは外部被ばくになります。
  また、胸部X線撮影や胃の透視検査などによる被ばくも外部被ばくです。 原水爆の爆発時に放出される放射線、原子炉や放射線照射装置などで発生した放射線、原子力施設の事故時に放出される放射性雲(放射性プルーム)中の 放射性核種が出す放射線なども外部被ばくの原因です。
■「内部被ばく」とは
  一方、放射性核種が吸入や経口摂取によって体内に取り込まれることにより、身体の内側から放射線を受けることを「内部被ばく(体内被ばく)」 と呼びます。
自然界には天然の放射性核種(U-系列核種、Th-系列核種及び40Kなど)が存在しており、これらは食物中にも含まれています。 そのため、食物を食べるときに天然放射性核種もいっしょに摂取され、それらは新陳代謝に伴って体内を通過したり、身体の一部に蓄積したりします。 このようにして体内に放射性核種を保有することにより身体の内側から被ばくすることになります。
  食物摂取以外でも、呼吸によって空気中の天然放射性核種(ラドンなど)を肺に取り込むことで内部被ばくが発生します。
  核実験や原子炉事故などによって居住環境中に放出された放射性核種を食品などと一緒に摂取することや、 放射性核種の付着した微粒子を空気と一緒に肺へ吸入することも内部被ばくの原因となります。

重要「外部被ばく」と「内部被ばく」について
もっと詳しく知りたい人は、下記のサイトを見てごらん。
     :ATOMICA原子力百科事典 「外部被ばく」
     :ATOMICA原子力百科事典 「内部被ばく」