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放射線量を表す単位「シーベルト(Sv)」 とは?

放射線量を表す「単位」を理解しないと、被ばくの程度がわかりません。

「シーベルト(Sv)」は放射線の人体への影響を表す線量

クーボー大博士 ■放射線の性質を表す量には、次のような4つの量が必要です。
1.放射線のエネルギー(電子ボルト:eV)
2.放射線を放出する放射能の強さ(ベクレル:Bq)
3.物質や人体が吸収した放射線の量(グレイ:Gy)
4.放射線の人体への影響を表す線量等量(シーベルト:Sv)

■「シーベルト(Sv)」は放射線の人体への影響を表す線量を表す

放射線の人体への影響を考える時は、放射線の量をSv(シーベルト)という単位で用いるのが一般的です。
シーベルト(Sv)は重量当たりの放射線の吸収エネルギー量を元にした単位であり、人体への影響の度合いが加味されたものです。
  色々な放射線の種類があり、同じ量の吸収線量でも人体に与える影響の度合いが異なるため、 受けた放射線の種類に関係なく、人体への影響を表す線量として シーベルト(Sv)が使われます。
放射線を浴びた量をこの単位で表すと、放射線の種類によらず同じ単位で人体への影響を考えることができます。 1Sv(シーベルト)とは 1Gy(グレイ)の放射線(ガンマ線)が人体に影響を及ぼす線量として定義されており、 放射線の種類、エネルギーなどによる影響の大きさを補正(放射線加重係数)して求めます。

      線量(シーベルト)  =  (吸収線量) × (放射線加重係数)

一般的には、Svの 1/1000の単位 mSv(ミリシーベルト)や、さらに mSv の1/1000 の μSv(マイクロシーベルト)が使われています。

■「シーベルト」 と 「シーベルト毎時」
一方、放射線の強度としては、時間当たりの放射線の量である mSv/h や μSv/h が使われます。
1時間その場所で過ごした人が1シーベルト「被ばく」する状態が「1シーベルト毎時(Sv/h)」です。 例えばある地域で「1ミリシーベルトが観測された」という事は、人間がそこで1時間過ごすと1ミリシーベルトを「被ばく」することになります。 1人あたりが受ける自然放射線(世界平均)は年間2.4ミリシーベルト(mSv)とすると、 「2.4ミリシーベルト毎時」であれば、普通に過ごしていて1年間に浴びる放射線量を1時間で浴びるというレベルになります。

■一般の「線量計」で放射線を測定したとき
表示単位として、「μSv/h」で表示されるのが一般的です。
たとえば、測定器が「0.1μSv/h」と示した場合、
その強度の放射線を1時間浴び続けたら、0.1μSvの放射線を浴びることを表しています。

■「ミリ」 と 「マイクロ」の違い
ニュースで 「 8217マイクロシーベルト(μSv) 」 などと言いますが、   1マイクロシーベルトは 1シーベルトの 100万分の1になります。
    1シーベルト(Sv) = 1000ミリシーベルト(mSv) = 100万マイクロシーベルト(μSv)
    1ミリシーベルト毎時(mSv/h) = 1000マイクロシーベルト毎時(μSv/h)


重要「シーベルト」について
もっと詳しく知りたい人は、下記のサイトを見てごらん。
       ・シーベルト - Wikipedia